王子

マーケティングミックスをザックリ解説!
時代に合わせてできた
【4P分析】:企業視点
Product:製品
Price:価格
Promotion:プロモーション
Place:流通
【4C分析】:顧客視点
Consumer value:顧客にとっての価値
Customer cost:顧客コスト
Convenience:利便性
Communication:コミュニケーション

【共創の4C分析】:コミュニティ視点
Co-Creation:共創
Currency:価格変動制
Communal activation:共同活性化Conversation:会話によるコミュニケーション
という3つのマーケティングミックスがあって、上→下=現代に向かっているガオ!

この記事を読み終えるまで8分50秒かかります。

PEST分析3C分析SWOT分析STP分析
と様々な分析、戦略について話してきましたが
今回は分析よりも戦略立案に比重をおいた話になります。

具体的な戦略を立てるのに重要な考え方

「マーケティングミックス」という言葉を聞いたことがありますか?

これまで、様々な視点からマーケティングを考えてもらいましたが
それらすべてを使って戦略の具体的な策を練るのが、
マーケティングミックスになります。

時代に合わせて変化するマーケティングミックス。最新の「共創の4C分析」までこのページでお話しします。

ポン太

昔と今では全然状況が違うポン!マーケティングの基本は大事と言えど、現代の傾向についても押さえておくのはめちゃくちゃ大事だポン!

マーケティングミックスとは何なのか?

そもそも、マーケティングミックスってなんなのかというと

「マーケティング戦略において、望ましい反応を市場から引き出すために、
マーケティング・ツールを組み合わせること」

つまり、より具体的に行動するために
これまで分析してきた内容を実践ベースで組み合わせていきます。

そして、このマーケティングミックスで一番有名なのが4P分析です。
(※最近ではこの4Pから4Cへの流れが強くなりつつありますがこれについては下で説明させて頂きますね。)

それでは、実際に4P分析についてご説明しますね。

王子

4P分析は、マーケティングの古典的な存在、恐竜みたいなもんガオ!基本を知る意味で目を通しておくガオ!

4P分析とは?【販売者から見たマーケティングミックス】

この4P分析が提唱され始めたのは1960年代。
この頃は、インターネットなどのものは普及しておらず
企業が提供する流れに沿って、顧客も物を買っていた時代でした。

その時に打ち出されたのが、この4P分析です。

いつも通り、4つの頭文字Pについて詳しく書くと、、、

  • Product(製品):製品、サービス、品質、デザイン、ブランド 等
  • Price(価格):価格、割引、支払条件、信用取引 等
  • Promotion(プロモーション):広告宣伝、ダイレクトマーケティング 等
  • Place(流通):チャネル、輸送、流通範囲、立地、品揃え、在庫 等

こんな感じで、基本的な流れは全て
企業から見たマーケティング施策になっていますよね。

全て、ある意味「定義付け」をしたものであり
このマーケティングミックスにはリアルな顧客視点が欠けています。

ポン太

顧客視点ってなんだかよくわからないポン…ん…?4C分析を読めばわかるポン?なら読み進めてみるポン!

4P分析はあくまで企業から見たマーケティングミックス

表題にもあるように、この4Pによるマーケティングミックスは
企業側から見たときのマーケティングミックスになります。

確かにまだ使える部分はありますが、
どうしても腑に落ちないというか、、、、

「物足りない!」

って感じはありますよね。

マーケティングというのは「顧客」と「製品・サービス」をいかに繋ぐかという活動にも関わらず、どこにも「顧客像」を感じる言葉がありません。どんな悩みを解決するのか、どんな人にアプローチするかも全くイメージできないですよね。

そうなんです、昔の人もそう思ったので
顧客側から見たマーケティングミックスがその後、考えられました。

4C分析とは?【顧客から見たマーケティングミックス】

では、4C分析の頭文字Cについて見ていきましょう!

顧客から見たときのマーケティングミックス、
つまり、商品が顧客にとってどのような位置付けなのかの話です。

お客さんは商品と出会った時、どう感じるのか。

  • 自分にとって必要か?欲しい商品なのか?何の悩みが解決するのか?
  • 買うのにはいくら必要なのか?
  • 入手は簡単なのか?難しいのか?
  • 企業は自分のことを考えてくれているのか?意見をしたら通るのか?

このような視点から商品を考えることで、顧客が感じることを
企業側が予測して、商品開発、改善ができます。

なんとなく分かってきましたか?
でもこれだけじゃ、これからのマーケティングはイマイチなんです。

ポン太

企業から見て、顧客から見て…後はどこから見るポン?上から下から真ん中から?それともポンちゃんから?

これからの時代は、全人類が「接続された世界」

インターネットの出現、そして普及。その結果、
様々な会社で不祥事の発覚があったりと世間を賑わせていますが
少し前の時代であれば証拠隠滅だったり情報統制をされたりと

弱者が虐げられ、圧倒的な力の前で為す術もない状態でした。

しかし、これを打開したのが「インターネット」です。
インターネットは身分に関わらず誰もが平等に接続、発信できる場所なんです。

これは良くも悪くも「透明性」の高い社会になるということになります。
人の気持ちや考えていることは全て筒抜け状態ですね。笑

実際にその透明性がゆえに、ソーシャルメディアで一旦バズった後に
ニュースが取り上げたり、災害地での映像などに
SNSで上がっている動画が使われることも多々あります。

誰でも発信できる環境が既に整ってるということは
正誤関係なく発信されてしまうという弊害もあります。

しかし、なんでも発信されるとはつまり、人が
「何が欲しいのか、何に困っているのか?」もハッキリわかるということです。

これまでのマーケティングでは、「顧客の声」は
商品を出してからしか集められなかったですし、
顧客層を「想定」してマーケティングミックスを行なっている
といった企業が大多数でした。

しかし、これからは開発前にある特定のコミュニティの人々から
様々な意見をもらうことができるのです。

ポン太

先にお客さんの意見を聞けるなんて、マーケティングするにあたっては売れ線を初めから狙えるんだから嬉しいことだポン!どうやるポン?

4C分析「共創」と言う新しい形のマーケティングミックス

つまり、現代のインターネットが普及した社会だからこそ
必要になるマーケティングミックスになります。

この根本としては、常に広めたいと思わせること。
そして、自分も参加したい!と思わせることにあります。

そのために、行うマーケティングミックスが今回の4C分析になります。

それでは早速見てみましょう!

「共創」というマーケティングミックスについて

  • Co-Creation:共創
  • Currency:価格変動制
  • Communal activation:共同活性化
  • Conversation:会話によるコミュニケーション

さあ、それでは最新のマーケティングについて詳しく見ていきましょう!
今回の共創という観点で話を進める際に重要になってくるのが、
ある特定のコミュニティという部分になります。

このコミュニティとは、オフラインオンライン問わず
「何か」で繋がっている人々のことを指します。

製品・サービスを共創する

製品やサービスを共創する事は、これまで以上に
商品化にあたって失敗するというリスクを最大限に抑えてくれます。

そして何よりも、この「共に創るという行為そのもの」
顧客価値を高めてくれる体験になります。

価格の柔軟性を持たせる

ここでは、購入する顧客によって価格を変動させる事で
より商品価値を高める事になります。

例えば
「共創を一緒にした方は定価の半額で買え、
市場で買う人は、定価の値段で販売する」
などというように

定価だけで販売する、というだけではなく
顧客に合わせた価格設定を行いましょう。

相手に対して、価格を変えることで
顧客の体験価値をさらに上げることにつながり、
安く買えるのであれば、次からは施策に参加しようというように
次回の参加を促す狙いも含まれているんです。

顧客と共に共同活性化を促進させる。

接続性の高い世界では、自分が所有せずに
他者が所有しているものをその場ですぐに使うことができます。

例えば、レンタカーは共同活性化の一つの事例です。
所有はしてない。けれど、時間で乗りたい車を借りる事ができるのがレンタカーですね。

  • 借りる場所と返す場所が違っても問題ない。
  • 時間帯で借りる事ができて、保険にも入る事が出来る。
  • 人数によって車種も変更する事が出来る。

など、、所有しなくても時間に対しての金額を払うことで車を一時的に所有できるサービスになります。

そして、タクシー業界であればUber。
これまでは、タクシー会社は特別仕様のタクシーを大量に仕入れてからでないと始められない業界でしたが、これを破ったのがUberです。

車を持っている個人をタクシーとして活用し、
近くで車を必要としている人とマッチングを行い成功しました。

Uberの例では、企業が個人の所有資産を使いマッチングを行い成功した事例になりますが、今後のビジネスではサービスを受けたい人と、サービスを提供できる人をいかにマッチングさせるかという視点が非常に重要になってきます。

即座に「行いたい事」を「実行できるか」という視点
はこれから不可欠な要素になるのです。

会話によるコミュニケーション

かつてのプロモーションでは、企業からの一方的な発信のみで完結してきましたが
インターネットの出現により、相互でコミュニケーションを行う事が可能になった。

今では、単純にプロモーションをSNS広告を使って広めるにしても
広告に直接コメントされ酷評されたり、推奨されたりします。

このように、広告一つとっても顧客の反応は
切っても切れなくなっています。

こういった部分も含めてどのようにコミュニケーションを
デザインしていくのか
が、今後非常に重要になってくるのです。

ポン太

これからはお客さんを「巻き込む」こともポイントになるんだポン!例えばクラウドファンディングとかも共創の発想だし…なんとなくわかってきたポン!

まとめ

それでは最後にマーケティングミックスをおさらいしておきましょう。

企業側から見た4P分析

  • Product(製品):製品、サービス、品質、デザイン、ブランド 等
  • Price(価格):価格、割引、支払条件、信用取引 等
  • Promotion(プロモーション):広告宣伝、ダイレクトマーケティング 等
  • Place(流通):チャネル、輸送、流通範囲、立地、品揃え、在庫 等

顧客から見た4C分析

  • Customer value:顧客にとっての価値
  • Customer cost:顧客コスト
  • Communication:コミュニケーション
  • Convenience:利便性

企業と顧客で共創する4C分析

  • Co-Creation:共創
  • Currency:価格変動制
  • Communal activation:共同活性化
  • Conversation:会話によるコミュニケーション

これらのマーケティングミックスは全て時代の流れに適応し、
顧客のコンバージョンへつながる強力なツールとして機能しています。

だからと言って
新しい共創の4Cだけを使うのではなくありませんよ。

これからのマーケティングは、共創するだけではなく
以前の4P、4Cも使いながら顧客との接点を作りマーケティングを行っていく必要があります。

王子

時代に合わせて変わっていくマーケティングも、それも大事なことばかりガオ!しっかりと頭に入れて、実際の商品開発や広告などに活かしていくガオ!